【令和7年度】職場の特性に応じたオーダーメイドの疲労対策:「職場の疲労カウンセリング」ガイドの作成

  • 令和7年度
  • 久保 智英
  • ツール
  • 現場介入研究
  • 疲労

研究要旨

この研究から分かったこと

研究ベースでの職場の疲労カウンセリング手法を現場レベルで活用してもらうためには職場の産業保健スタッフ等の声を取り入れた更なる改定が必要である。

目的

これまで研究ベースで実施してきた様々な職場の特性に応じたオーダーメイドの産業疲労対策を推進するための「職場の疲労カウンセリング」手法を、職場の産業保健スタッフや人事労務担当者に活用してもらうためのガイドを作成することが目的である。

方法

ガイドのパンフレット案をたたき台として閲覧しながら9名の職場の産業保健スタッフ等に1~2時間程度のヒアリングを行った。実際の職場での具体的な活用場面や実施可能性、内容の分かりやすさ等の視点でヒアリングを実施した。

結果

ヒアリングの結果、改善案として「1.コンセプト・用語の明確化」、「2.疲労の定義と意義」、「3.実践へのハードルを下げる工夫」、「4.Listening(従業員の声を聴く)の工夫」、「5.Dialog(対策を話し合う)の工夫」、「6.Check(効果の見える化)の工夫」、「7.既存データの活用」、「8.具体的なツールと事例の提示」、「9.現場の実情と課題」の9カテゴリーが抽出された。それらを反映させて2025年度版のガイドを作成した。

考察

今回のヒアリング結果を反映させて改定することは、「職場の疲労カウンセリング」手法を実際の職場で実践可能にするために必要不可欠なプロセスであった。また、今回のガイドが完成版ではなく、現場で活用されて、かつ実効性の高いものにするためには、今後も随時、改定を続ける必要がある。

キーワード

職場の疲労カウンセリング、安全衛生委員会、産業疲労

執筆者

久保 智英

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