目次
基本情報
研究経歴・専門分野
専門分野
産業心理学、産業人間工学、労働科学
研究キーワード
過労死等の防止対策、運転労働、疲労対策、作業のエルゴノミック改善
最終学歴
愛知学院大学文学研究科博士課程後期
主要な職歴
- 平成2~5年 愛知学院大学文学部助手(嘱託・教員)
- 平成8~30年 公益財団法人大原記念労働科学研究所研究員
- 令和1年~ 安衛研特定有期雇用職員 現在に至る
主な業績・受賞歴
主要な論文・出版物
- 鈴木一弥,吉川徹, 高橋正也 長時間労働による健康障害の自主的な予防活動を支援するツールに関する調査.労働安全衛生研究, 2022, Vol.15, No.1, pp. 23-35.
- 鈴木一弥 職業ドライバーの睡眠・疲労の実態と過労運転の防止に向けた課題. IATSS Review,2013,38(1), 23-32.2013年5月31日発行
- 鈴木一弥、落合信寿、茂木伸之、山本崇之、岸一晃、浅田晴之 高さ可変デスクを使用したデスクワークへの立位姿勢の導入が身体違和感、疲労、下腿周径に及ぼす影響、.労働科学 2014;90 : 117-129.
受賞歴や社会貢献的活動歴等
- 大原記念労働科学研究所の事業として企業や省庁などからの委託研究を経験しました。さまざまな職種の職場の実態調査(特に負担と疲労に関する調査)や、仕事で使用する機器の人間工学的評価・改善などに取り組んできました。
- 特に、トラックドライバの運行に同乗して測定やヒアリングをしながら同行する調査の経験は大変貴重なものでした。
- 医学的な超音波検査作業について、機器や作業方法の改善提案の仕事に参加させていただきました。(一般社団法人 日本超音波医学会 機器及び安全に関する委員会(2014) 「超音波検査者が安全・快適で健康的に働くための提言」など)
RECORDsで担当している研究
- 過労死等防止対策実装班のメンバーとして、過労死等に対する実効性、継続性のある対策の検討に取り組んでいます。
- 職場環境改善チームを担当し、運輸業の参加型改善手法の開発に取り組んでいます。
- 重層構造(下請け‐孫請けなどの多層の構造)の対策検討チームでは、運輸と建設業界の方々へのヒアリング調査や生活時間調査を実施し、働き方の改善を支援する方策を検討しています。
研究員の素顔
RECORDsのロゴにもオンオフのマークがあるように仕事のオンオフはRECORDsの研究にも関わってくるテーマのひとつです。オフの時の過ごし方は?
休日に美術館やライブ・コンサートなどのアート鑑賞をするのが好きです。美術館は、なぜか他の場所にはない、ゆったりとした気分になれてリフレッシュできます。特に好きなのは「横浜トリエンナーレ」(次回は2023年12月~)や私の出身地の愛知のトリエンナーレ(次回は2025年?)のように、展示会場が散らばっていて、ふだんあまり行かない場所を移動しながら見て回るタイプ、地域の環境を利用した現代アート展です。古い商店街に突然前衛作品が置かれたりして、目が点、頭が???になることもありますが、訪れた場所の雰囲気も相俟っていい刺激を楽しめます。いつか旅先・地方の美術館めぐりもしたいです。