研究員に聞いてみよう! 「研究報告書がむずかしい」編 File#2
研究員に聞いてみよう
なんとなく聞いたことはあるけど、よく分からない。愛想笑いで流してしまう。そんなトピックについて、RECORDsメンバーに教えてもらうシリーズです。
今回はこちら

こんにちは、あんえい犬です。
今回は、「研究報告書がむずかしい」の続きです。
はじめての方は、まず→「File#1」をご覧ください。
藤井さん、今日は研究報告書「初級編」について教えてください。
お願いしまうす。

藤井さん
はい、お願いいたします。

あんえい犬
藤井さん、
研究報告書って、そもそも何ですか?

藤井さん
そもそもですが、大事なことですね。
私たちRECORDsの研究は、
法律(※)によって研究を行う事が定められて、
国から補助金をいただいて進められています。
(※) 過労死等防止対策推進法(平成26年法律第100号)

あんえい犬
法律があるんですね。
知らない人、いっぱいいますきっと。

藤井さん
そうですね。
今回知っていただければよいかと思います。

あんえい犬
過労死等を防止するための法律で、
研究することが決められているんですね。
(すでにむずかしい…)

藤井さん
その通りです。
「過労死」という言葉はご存知の方が多いと思いますが、
外国からも注目されるような、
日本の大きな問題となっていました。
そんな、「過労死」の防止対策を打ち出すためには、
まず、学術的に調査や研究することが必要、
と考えられたということですね。

あんえい犬
まずは調査しないと、ということなんですね。
その研究の報告書ってことですか?
(やっぱりむずかしそう…)

藤井さん
そうですね。
研究のことが書かれているので、
研究者でない私たちにとっては、
少し読みにくいかもしれません。

あんえい犬
ぼくも研究者ではないから…
(白衣は着てますけど)
ちろっと見たことがあるんですけど、
どんな報告書も同じようなフォーマットで書かれていた気がして、
見にくくはなかったです。

藤井さん
あら、あんえい犬くん。よくご存知で。
「タイトル」
「研究の背景」
「目的」
「方法」
「結果」
「結果から考察される事」
「参考文献など」
の順で書かれています。

あんえい犬
そうです、そうです!
それは分かったんですけど、なんか長くて目をそらしました…

藤井さん
そうですね。気持ちは分かりますよ。
よく見てもらうと、
ページの初めに、四角で囲まれている、
内容を短くまとめた部分(研究要旨)があります。
まずは、ここを読んでみるのがいいと思いますよ。

あんえい犬
あ、見つけました!四角で囲まれてる部分。

藤井さん
ここを読んでから、
本文に進むと読みやすいかと思います。
添付されている資料にも目を向けてみてください。
研究で得られた大量のデータが、
表や図にまとまって添付されています。
とても細かいのですが、数値を見ていると引き込まれますよ。

あんえい犬
あー!
確かに、表の数値を理解したくて、本文に戻ったことあります!
それでもいいのか!

藤井さん
いいですよ。
読んでもらえてうれしいです。

あんえい犬
ちょっとハードル下がりました!
ちなみに、研究報告書って誰が作ってるんですか?

藤井さん
あんえい犬くんはご存知かと思いますが、
この研究に携わる研究員、30名程が作っています。
加えて、
RECORDsには研究員以外にも色々なスペシャリストがいますので、
研究員以外のスタッフも力を合わせて作っています。

あんえい犬
ちょっと、研究報告書が怖くなくなってきました。
ぼくも何か力になれるといいな。スペシャリストとして。
次も、もっと研究報告書について教えてください。